「自分でものを考えられる力、自律性」を企業はどのように判断しているのだろうか。同じ人事担当者に聞いてみた。どうやってその資質を発見するかというと、それは比較的簡単です。その人の中に自分自身の「行動原理」があるかないか。そこを見るのです。行動原理のない人というのは、目の前に現れるさまざまなものに手を出す。そして失敗をすると、行動に原理がないから何を修正すべきなのかわからない。なので、同じ間違いをまた繰り返します。
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経験に学ぶことができないので成長しません。それに対して行動原理のある人は、たとえ失敗しても、そのたびに経験に学んで原理を修正する。そのため行動原理がどんどん成功できるモデルに高まっていきます。こういう人は必ず成長する。別にその原理は間違っていても構わない。大事なのは自分の行動軸があるかどうか。それに基づいて行動している人ならば、間違いはとてもいい経験になるのです。学生の中にも表面だけ見たら成功している人はたくさんいます。たとえば体育会で何かの大会で優勝したとか、サークルでイベントを成功させたとか。それは話だけ聞くとすごいことのように思えますが、企業にとって大事なのは、その成功が企業の中で再現できるものであるかどうかです。